抜粋 読売新聞 単身の場合、年金よりも生活保護が多い
年々増加を続ける生活保護の国庫負担金が、2009年度に初の2兆円台となる見通しとなった。厚生労働省は同年度当初予算案に前年度比4.7%増の2兆 585億円を計上。当初予算ベースでは過去最高額だ。生活保護の受給世帯割合を示す「保護率」は、失業率と一定の相関関係があるとされ、雇用情勢がさらに悪化すれば給付額が当初予算を上回る可能性すらある。
生活保護の受給世帯数は07年度で1カ月平均110万5275世帯と、前年度を3万世帯近く上回り過去最多を更新、その後も増加傾向にある。同省はこうした傾向や、直近の景気状況を加味して09年度は2兆円以上が必要になると推計した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000031-jij-pol
・コメント
不況の煽りをうけ生活保護の申請が増えているそうです。生活保護とは政府・自治体が経済的に困窮する国民に対して生活保護費を支給するなどして最低限度の生活を保証する制度です。
生活保護にかかる費用は平成19年度において約2兆7千億円となっておりなお増加中です。高齢者の生活保護受給世帯が増加傾向であり、今後、団塊世代の生活保護受給世帯の増加に伴い、倍増していくことが確実です。
財源はもちろん税金です。赤字国債は必至かもしれません。国の借金を返済していくのは国民です。国民が返済できない額にまで達すれば全員生活保護が打ち切りとなります。
日本弁護士連合会の話では、自治体の窓口に申し出をして拒否されたケースのうち、66%が違法の疑いがあるそうです。問題は財源が怪しいのにぶら下がっている不正受給者です。本当に必要な人に支給する額が減ってしまっています。不正受給があるからといって、生活保護予算自体を削れば犠牲になる人が必ず出てきます。
親子4代続けて生活保護で暮らしている、「生活保護受給のプロ」のような人たちもいるそうです。高い生活保護リテラシーをもっていてどのようにすれば受給できるかを日々考えて暮らしている人たちです。他方、生活保護水準以下の暮らしを続け、生活保護を受給していないワーキングプアは、500万人〜700万人いると言われています。
基準が曖昧なのも問題です。貯金はいくらまで、車やクーラーはダメとか現場の判断に任せきりなところや、共産党などの支援団体に加入していれば受給しやすいとか、よく分かりません。そもそも生活保護の基準は、文化的な最低限の暮らししか書いていません。
どこもかしこも予算不足で疲弊しています。教育や医療、年金まで公平なサービスの維持には不正需給は許してはならないと思います。現場判断にならないように基準を策定すべきです。
対象者には投票権を取り上げるなどの策も考えた方がいいと思います。間違いなく支援団体や共産党などの票となりますので、いびつな制度維持拡大につながることは必至です。
どこの部門にどういう優先順位で予算を投下していくべきか。立場や価値観が違うので難しいと思いますが、結局行うことはプライマリーバランスを保つもしくは借金返済です。自転車操業による行政サービス低下を防がねばなりません。破綻すれば何もできなくなるのですから。
参考
保護基準
憲法で保障する最低限度の暮らしができる「最低生活費」の水準。厚労相の告示で定められる。食費、被服費、光熱費などの日常生活費をまかなう生活扶助が基本で、3人世帯(33歳、29歳、4歳)の場合、最も高い東京23区や大阪市で月16万7170円、最も低い市町村で月13万680円(みんなの知恵蔵)。
生活保護が受けられる条件
主な条件として「働く意思があっても、働けない場合」「今までの貯えを使っても、生活が苦しい場合」「夫婦、親、子供、兄弟姉妹に援助をお願いしても無理な場合」「年金、手当などを生活費にあてても生活が厳しい場合」が挙げられる


決して生活保護を受けることは恥ずかしいことではないのですが、人の税金を恵んでもらうより、できる限り自力で頑張るという姿勢は頑固でもありますが、応援したくなりますね。
介護の世界もそうですが、日本は家族というものにとことん負担を押し付けますね。
その家族がワーキングプアだったりすると本当にいたたまれません。
少なくとも生活保護家庭よりもワーキングプアの方が生活水準が低いという現状を改善しなければ、不正受給も減らないのではないでしょうか。
こんなことが許されていいのでしょうか。
生活保護が受けられない人や頑張って働いている人のためにも不正受給を減らしてほしいですね。
不正受給は、断固阻止しなければなりません。生活保護者には権利をいくつか放棄してもらわなければならないと思います。仕事はえり好みしなければ、いくらでもあると思います。
国に対して奉仕するという意味で、体の負担を考えながら公共事業による強制労働も考えてもいいかもしれません。掃除でも、道路工事でも、今不足している介護や託児所でもいいです。仕事もしないでふらふらしているなんて考えられません。